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誤飲!夏のアイスに要注意!

実家の犬(シーズー、12歳の男の子)が今年の夏におこした事件です。
私は子供達を連れて帰省していました。子供は4歳と2歳です。

子供達は犬が大好きで、一緒に散歩に行ったり、やたら触りに行ったり、庭で追いかけまわしたりと犬のほうが迷惑なんじゃないかと思うくらいです。

ある日みんなで棒アイスを食べていました。普段はハイチェアで食べるのですが、その日は棒アイスを床に座って食べていました。

うちのワンコはいつもは人が食べている食べ物にはあまり興味がないのに、その日は何を思ったのか下の娘が食べていたアイスに飛びかかり、半分以上残っているものを食べきり、なんと棒まで食べてしまいました。娘はアイスを取られて泣き叫び、父は犬の口から棒を取ろうと格闘し、犬は取られまい!と抵抗し、ゆっくりしたアイスタイムは戦場化しました。

そうこうしているうちに棒を飲み込んで、ドヤ顔をしていたワンコでしたが、しばらくするとやっぱり気持ちが悪くなったらしく少し戻したものの、棒が出てくる気配はありません。喉元を触っても、特に何かがつっかえている様子もありません。本人も、変わらず元気そうにしています。
どうするべきかわからず急いでネットでみていると、やっぱり同じ事をするワンコがいるんですね、「犬 アイスの棒」で、情報がたくさん出てきました。

アイスの棒はレントゲンでは映らないし、下手に詰まると腸閉塞になると書いてありました。対処としては、待って様子を見るか病院に行くかでした。うちのワンコは高齢のため、何かあってからの対処では遅いと思ったため、仕方ないので病院に連れて行く事にしました。ただ、連れて行くにもお盆中で病院があいているかもわかりません。電話をすると、幸い受付をしていただけました。

すぐに連れて行き、病院では、気持ちが悪くなる薬を注射してもらい、30分ほど待っていると、無事に口から棒が出てきました。お薬でゲー、ゲーしていた割に当の本人はなんだかとてもスッキリしていました。
‥お会計、8000円也。高いアイスになってしまいました。実家では子供たちにはもう棒のアイスは出てこないと思います。

今回はアイスの棒でしたが、犬の誤飲は多いみたいですね。ゴミ箱を漁って食べてしまう事もあるようなので、ゴミ箱にも注意が必要です。また、口に入れているものを無理やり取ろうとすると、逆に急いで飲み込んでしまう事もあるので、余裕があれば他に犬の気を引けそうなものを渡して口の中のものを取るといいようです。

たかが異物、されど異物、命取りになる事もあります。誤飲時には素早く病院に行くのが1番ですね。

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